善光寺


参拝だけじゃもったいない。暗闇の中を歩くお戒壇巡り

ジャンル:お寺

Apr 29, 2016
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↑仁王門から参道方面を見たカンジ。

コメント:

善光寺は長野市にあるお寺。

創建は642年。江戸時代には阿弥陀信仰の霊場として栄え、「一生に一度は善光寺参り」と言われたほど。現在も多くの参拝客が集まる。ご本尊は「一光三尊阿弥陀如来」。

参道沿いのお店を横目に見ながら歩いていると、大きな第一の門「仁王門」が見えてくる。

この仁王門の左右の柱の中には、高さ5mの阿形、吽形の仁王像がいて圧巻の迫力。さずがは善光寺。スケールが違う。

仁王門をくぐって更に300mほど歩くと、第2の門「山門」が現れる。こちらも高さ18mの大きな門で、なんでも2階部分に登楼することもできるらしい(※有料)。

本殿に参拝した後、内陣券を購入して本殿内へ。本殿内には「内陣」という大きな畳敷きの部屋と、「お戒壇巡り」というワクワクツアーがあるw。今日の1番の目的はコレ。

内陣は薄暗くて、お線香の匂いが充満していて、天井からは金色の大きな旗鉾(はたぼこ)が吊り下げられている。

広い部屋の中央に座って、御本尊の「一光三尊阿弥陀如来」が奉られているという方に向かって、そっと手を合わせました。

次、お戒壇巡りは、真っ暗な通路を歩いて、奥にある錠前に触るとご利益があるというモノ。

本堂奥の穴から下に降りて、少し歩くと結構な暗さになったので、

へぇ~ 思ったより暗くなるんだな

っと思った。しかし自分はこの後スグにこの認識が間違えだった事に気付く。

さらに奥へと歩を進めると、もう暗いどころではない。真っ暗。というか闇。まるで深淵の世界を歩いているかのようだ。

まったく何一つとして見えず、頼れるのは自分の手の感触だけ。手を壁沿いに滑らせて歩いていくわけだけど、手を上の方に持っていくと、天井も結構低そうなカンジ。

一番困ったのは、まったく見えないので、前の人との距離がつかめないこと。何かしゃべっている間は、ある程度距離がわかるが、そうでない時は、前の人が渋滞で止まったりすると、知らずに進んでしまってぶつかってしまう。

逆に距離を開けようと、こちらが止まったりすると、後ろから来た人がぶつかってしまうし・・・。

なので自分は一人だったにも関わらず

「へぇ~すごいな~」とか、「マジで何も見えないな~」とか、「あ~渋滞だね」とかず~~~~と一人でブツブツ言ってました。

まるで変人です(><)/。でもこうしないと後ろの人がぶつかってくるし・・・。

苦渋の選択で変人を演じる道を選んだのであった(爆)。

・・で、しばらく歩くと、何やらガチャガチャする音が聞こえてきて、多分錠前だろうということで、自分も触ってみたが、なんか錠前というには大きすぎる何かがあるなっていうぐらいで、正直よくわからなかった。

そうして、更に壁伝いに歩いていくと出口に出られる。外に出て、目に飛び込んできた光の何とありがたいことか!。
太陽万歳! \( ̄- ̄)/

非日常的な体験で面白かった♪。善光寺に来て参拝するだけじゃもったいない。是非、お戒壇巡りも体験した方が良いです。

ちなみに閉館間際だった為か待ち時間なしで入れたけど、GW中は最大で3時間待ちになることもあるとのこと・・。


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↑仁王門。

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↑左右の柱には巨大な仁王像がいる。

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↑仁王門を過ぎると仲見世通りが続く。

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↑山門。

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↑山門の先には本堂が見える。

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↑大香炉。

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↑自分も線香を買って・・。

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↑大香炉に投入れる。

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↑本堂。

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↑本堂入り口。

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↑内陣とお戒壇巡りの入り口。本堂内は撮影禁止とのことでこの先は写真はなし。

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↑マップ作ってみたw。


基本情報:

施設名 善光寺
住所 長野県長野市長野元善町491
駐車場 有り(善光寺の左奥にある善光寺駐車場なら2時間500円)
備考


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